ラマダンのチッタゴン
チッタゴンに来週入社予定の義理の息子の山森さんと来ています。
(日本旅行時代に営業日本一になったそうで、なかなかやりそう)
3月12日からラマダンに入り、ほとんどのバングラ人は、
日の出から日の入りまで、飲み食いできません。
ラマダンは、この時期、1ヶ月間。
始終、コーランが聞こえてきたり、街中の気配・雰囲気が違います。
宗教の色合いが濃くなっている。
SKRの商談中も、私たちは無意識に水を飲んだりしますが、
カジさんはじめ全員、18時過ぎまで水を飲むこともできない。
なので、午前中はまだ元気でも、午後からはちょっと疲れやエネルギーの低下が見られます。
SKRそばのモスクの1時半のお祈りも、外に人がはみ出るくらい多くの人が
お祈りのために集まって来ています。
直流に挑戦
しまむら5Aの裏起毛トレーナーの生地をどうするか?
生地会社は、どこにするか?
① 信用のトニー
② 常州のジャスティン
③ 新しい期待の生地屋フォニックス
④ よく不良を出すチャンダ
決まれば10万枚というので、で慎重に進めています。
しかし、どうしてもいい生地は高い。当たり前。
5Aチーフの長谷川さんの要望プライスに近づけるために!
直流に挑戦すべく動いています。
直流とは、しまむらが、全てのサプライヤーに対して奨励している。
海外で、値札付け、店フリ梱包をして、東西のしまむら物流にコンテナで納品するやり方。
日本で物流加工をしていては、
その分コストアップになるので、しまむらは会社あげて、直流を目指している。
SKRは値札付けはできても、店振り作業はできません。
それができそうな、チッタゴンの保税区にあるBICを訪問。
BICの毛利さん
「しまむらの物流、昔からやってますよ」
「店振り作業? もちろんできます。任せてください」
インデップは、ずっと日本にコンテナ入れてから
アストラインを通していましたが、それは考えてみれば、
非効率です。直接しまむら物流センターへ納品できるのです!
ちょうど、BICに、日新運輸の三輪さんも来てて、いろいろ質問できました。
日新運輸は、毎月100本日本にコンテナ送っている。
クロスプラスや、田村駒や豊島など、
大手の物流をかなり担っている。
しまむらや田原屋、ドンキなどの仕事も長くやっている。
(しまむら本社にも時々行っているそうです)
インデップの今までの事業=ストックビジネスは、
視座を上げると、高コストで、効率を下げているところがあります。
弊社ビジネスとしても、直流にできるところは、あるでしょう。
(ここ、真剣に考えると、ブレイクスルーのポイントになります)
EPZの工場
カジさんの人脈ネットワークからの情報で、
毎回、何件か工場見学をしています。
昨日は、チッタゴンのEPZ(経済特区)にある
アパレル工場を2件見学。
2件とも、現在は生産していない。
2件とも、大きすぎ。
工場内は、ホコリがすごい。
説明としては、コロナの影響で、生産できなくなり、まあ倒産してしまったのだろう。
もともとアパレルなので、
ミシンなど、設備はそのままあり、
インデップが引き継ぐことはできそうだが、
いかんせん、大きすぎる=高い。
しかし、2件目のNLZという工場は可能性があるなと思いました。
(それでももともと1900人!)
インデップの将来ビジョン=グローバルマーケティングのためには、
コンプライアンスの自社工場が必要です。
可能性を探っていきます。