現状維持思考
朝礼スピーチで、河村さんが、「現状維持」について話しました。
そのことについて、少しコメントを。
最近多くの人が、「日本経済が停滞している元凶は、
終身雇用的な考えに多くの日本人が囚われていることにある」
と指摘しています。
皆さんはどうですか?
実際、まだまだ日本社会は、終身雇用の考えが根強いですよね。
政府も社会も、制度もなにもかも。
一方で、アメリカ人は、平均4年で多くの人が転職するそうです。
4年ごと次々と仕事や会社を変えていくのです。
そして普通、転職は自分のキャリアでプラスになると。
転職は、よりバラエティな視点を得たり、経験を得られる機会なので、
多くの転職が、その人の成長や視野の大きさにつながると考えられています。
ちょっと想像してみてください。
4年に一度転職する人生!
4年に一度、がらりと自分の環境を変えてみる。
そこでは、新鮮な新しい人との出会いもあり、新しい経験を積むことができます。
それは新しい自分との出会いでもあるでしょう。
アメリカ人は、多分、いつも次にやりたいことを考えていますね。
あんなことやってみたい。こんなことも挑戦してみたい。
毎日、想像するでしょう。そして、自分の価値を高める努力も怠らないでしょう。
そういうマインド、挑戦心、多様性の人生などなどが、
変化の時代にはマッチしています。
だから、アメリカは、ダイナミックな多様性の社会であり、
新しい産業がどんどん生まれ、経済は、今や日本の4倍の規模に成長しています。
日本で、現状維持思考の環境にいたら、
なかなか転職のことを考えられません。
自分の客観的な価値を高めようとはなりにくい。
彼我の違いを感じますよね。
ドイツで活躍していた遠藤航が、
プレミアのリバプールへ移籍するというニュースが飛び込んできました。
世界最高峰のリーグに挑戦する遠藤を応援したいですね。
そして、松浦さんも新しい環境へ飛び込んでいきます。
「動けば変わる」「No challenge、No Life」
健闘を祈ります!